絹本による日本画-花岡哲象 絹絵教室 冬麗社のページ
活動内容、案内、会員の方への各種ご連絡をさせていただきます。
—絹本教室— 冬麗社(とうれいしゃ)絹絵研究会 ● 随時入会可能です。
(主宰 花岡哲象(はなおかてっしょう) 後援 岡谷市民新聞社、岩谷画廊、得應軒本店)冬麗社絹絵研究会のロゴ
平成28年1月23日に発足いたしました当会は、日本人の感性に合った独自の上達カリキュラムによって楽しく活動しております。絹絵の魅力を深く知りたい、これからの人生を有意義に綺麗に過ごしたい、心を許せる仲間と勉強する場を持ちたい、はるか遠い未来まで持ち続けられるあこがれを生きたい、そのような皆様の御参加をお待ちしております。主宰者の手の届く限りの高みを、情熱をもってお示しいたします。
40年以上にわたる絹本への取り組みから得られたもの、得られつつあるものも包み隠さずお伝えいたします。今日の一般的な日本画教育の場で伝えられることの少ない筆の持ち方や筆による写生、空刷毛によるぼかし等の技術から、対象との融合といった内的な世界までを共有することが出来れば幸いです。
— 旭日に積りし雪の輝きて光満ち充つ冬麗の朝 (哲象)
このデザインに用いたのは、「荷葉滴露」(№519 平成16年11月 18号) による水の結晶写真です。月刊Hado(平成17年5月号~7月号)に掲載された、故江本勝氏との対談の際に、氏よりプレゼントされたものです。天界の氏への感謝をこめて当会のロゴマークとさせていただきました。 平成30年3月
№685 往き過ぎぬ時 40号絹本
冬麗社絹絵研究会絹本教室は岡谷シルクブランド(第4類)に認定されました。(R5年6月16日)
第4類はシルク岡谷の歴史文化を伝えるサービス・活動です。当会は教室活動を通じて、この美しいふるさとで絹本による日本画の伝統を継承し発展させ、その魅力を伝えてまいります。「お蚕様」の生命の営みがもたらした絹本に、天につながる清らかな人の魂が表現されますように。
※お蚕様…当地ではカイコをそのように呼び大切にしてきました。
岡谷市はシルクの一大生産地でした https://okayasilk.jp/ どうぞご覧ください。
INDEX
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研究会日程と次回の持ち物などのお知らせ
研究会日程 次回の持ち物など (前回と同じです) 2024 1月14日(日)pm2:00~5:00
花岡区民センター1F・硯、墨、面相筆
・F6のスケッチブック
・スケッチブックにはさめる大きさのトレーシングペーパー
・筆で写生したもの
・筆記具、ノート
・硯を置く為の布、水差し
★それぞれの進度に応じて必要なものをご用意ください。
当会で使用する画材は「得應軒本店」でお求めになれます。
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町2-1
(株)得應軒本店(得應軒本店ホームページにリンク)
☎03-3251-0303 Fax03-3251-8881
地下鉄丸ノ内線淡路町駅・都営線小川町駅 A5出口より左へ1分
1月28日(日)pm2:00~5:00
花岡区民センター1F2月11日(日)pm2:00~5:00
花岡区民センター1F2月25日(日)pm2:00~5:00
花岡区民センター1F3月10日(日)pm2:00~5:00
花岡区民センター1F3月24日(日)pm2:00~5:00
花岡区民センター1F4月7日(日)pm2:00~5:00
花岡区民センター1F4月21日(日)pm2:00~5:00
花岡区民センター1F5月5日(日)pm2:00~5:00
花岡区民センター1F5月19日(日)pm2:00~5:00
花岡区民センター1F6月2日(日)pm2:00~5:00
花岡区民センター1F6月16日(日)pm2:00~5:00
花岡区民センター1F
★第3回冬麗社絹絵展と第67回花岡哲象絹本日本画展を開催しました。
筆による写生の例 (部分)
遠方からの入会御希望の方へ
現在、東京や神奈川、静岡から通われる方もあります。毎回の御参加は無理でも、情熱があれば勉強は可能だと思います。御自分の置かれている条件の中で、遠い未来まで続く一歩を始められませんか。どなたでも未完成でこの人生を終わるのです。
「冬麗社」ご入会案内 随時入会可能です。
冬麗社(とうれいしゃ)絹絵研究会(主宰 花岡哲象)入会案内
活動内容、会費
活動 毎月2回 14時~17時 花岡区区民センター 岡谷市湊2-1-1
会費 1回 2,500円 別に会場費200円程
◎入会のを希望される方へ
月2回の研究会に出席し、家で写生や制作をする時間をつくれることが条件です。
真摯な勉強を長く続ける意志と情熱があり、小さな我に執着せず、自分の非力を知っても絶望せず、褒められることを必要とせず、誰にもある内なる清らかな花を信じて高みをめざせる方を求めます。
当会は勉強の場であり、営利や娯楽を目的としていません。又、技法収集のみが目的の方、プロの方、基本的な礼儀を弁えない方もはご遠慮ください。
主宰者は御縁ある方に力の及ぶ限りの指導をいたします。
●入会御希望の方は下記の履歴書を郵送して下さい。(便箋などに手書きしたもの)
入会申し込み方法
送付先 〒3940044 岡谷市 湊 3-7-19 澄神洞 花岡哲象
1 お名前・生年月日 2 ご住所・☎電話、携帯番号 3 画歴 無くてもかまいませんが、作品写真があれば幸いです 4 入会の動機 5 絵以外の趣味など 6 差し支えない範囲で、学歴、職業(主婦、勤務先など)、家族(独身、親の介護中など) 7 お顔の写っている写真 (切り抜いたものでも可)
その他お問い合わせは、
0266-22-5396(花岡哲象)、 090-5820-3748(両角京麗) までお願いいたします。
★あらかじめ履歴書を郵送された方のみが会員として参加できます。見学はお断りいたします。
★履歴書の情報は会の運営の為のものです。他に流用することはありません。
主宰者の言葉
— 日本画を描く⑧「心象を描く」(発行オクターブ)より「個の融けるときめきの世界」抜粋
(新着順)
冬麗社絹絵研究会 会員の言葉
今この一瞬を永遠に
第2回冬麗社展で哲象先生の「雨過芙蓉図」を拝見し、時間が止まったような感動を受けました。自然の清らかさ、命の力強さとしなやかさ、空気の匂い、流れゆく風の心地よさ、絵の中に吸い込まれていくようでした。「ああ、こんな絵が描けたらなあ...」と思い、冬麗社絹絵研究会に入会させていただきました。
高校以来、絵を描くこともなかったので、先生に教えていただくことはとても新鮮で本当に楽しく感じます。絵は観る人がその中に自分の人生を重ね合わせているのだと思います。音楽と同様にそれによって元気づけられたり癒されたり高められたりするのでしょう。自然の中の花は、誰に見られなくても自分の今の精一杯を咲かせています。その一瞬の姿を永遠にとどめておきたい、その生き生きとした凛とした様を絵に描きたいと思います。それを御覧になった方に、「私もこの花のように自分の力の限りを清しく生きたい。」と思っていただけるような絵をめざして精進してまいります。
哲象先生との御縁を心より感謝いたします。
令和4年1月 両角京麗 (第3期生)
深い御縁に結ばれて
私が哲象先生に学ぶのは2度目になります。1度目は聖徳学園短期大学に在籍していた時です。
その時から30数年が経った今、哲象先生の絹絵教室に通っております。私が住んでいる千葉県船橋市から長野県岡谷市まで。
50歳を過ぎて、どういう人生にするか、どういう自分でありたいかという事を考えるようになりました。生活の一部に絵を描く自分がいたらいいなという思いから先生の絹絵教室に通うことにしました。長い年月が過ぎてまた哲象先生に学んでいるのも不思議なものですが、学生に戻ったようで新鮮な感じです。
絹絵を描いている時は日常のことなど忘れ、なんとも心地よい時が流れます。うまくいかない事も多いですが先生が丁寧にご指導してくださいますし、会員の先輩方のアドバイスもありますので楽しく学ばせて頂いております。今はまだ写生もなかなか思い通りに描けませんが、いつか必ず魅力的な絹絵が描けるように精進していきたいと思います。
令和2年光の春に 石井梨麗 (第2期生)
絹絵に夢中
何か夢中になれることは...と模索している時、絹絵と出会いました。
哲象先生の個展を見る機会に恵まれ、繊細で素晴らしい作品との出会いがありました。そして教室に通わせていただくことになったのです。
今まで季にもせず通っていた道端に咲いている花の美しさ、四季折々の自然の姿や風景など、うつくしさに満ちている世界に目が開かれて感動し、今では写生道具をいつも持ち歩くようになりました。暑さ寒さ天候の変化にもめげず、あちらこちらを飛び歩いています。今では絹絵にムチューです。
平成30年3月 花岡雪麗 (第2期生)
卒業生の言葉 (新着順)
清幽ヘ
初めて冬麗社でご指導頂きましたのは高校二年生の時でした。独学で絹本を学んでおりましたが、なぜ絵を描くのか、表現したいものをどう言語化したら良いのか悩んでいるところを先生はすっと言葉にされ独学では学び得ぬ日本画のご指導を賜りました。冬麗社で教えて頂きましたのは絵を上手に描く方法ではなく、言葉にも筆にも尽くせぬ表現する者の姿勢ではないかと思います。
清幽へという様に世俗的でない澄んだ意識へ導いて頂きました。それはまだスタート地点にすぎず、先生のお言葉、日常で感じること、これから経験することがひとつとなりまだ力不足ではありますが、これからどんな表現が出来るようになるか楽しみであります。それと共にご指導賜りましたこと、社友とご縁を頂きましたことに感謝でいっぱいであります。
令和4年1月 宮坂航生 (21歳・美術大学生)
絹の魅力
私は長年大学にて生命科学の研究に従事してきましたが、定年後の自由な時間を充実して過ごしたいと思い日本画を始めました。そんなある日、まち絵ーる社の「こころのアトリエ:日本画を描く」シリーズを京都の画材店で入手し、その巻末毎に掲載されている花岡哲象先生の淡い色調の表現に惹かれました。その後幸運にも先生が同郷の人で、岡谷で冬麗社絹絵研究会を主宰されていることを知り、その第2期生として入会させていただくことが出来ました。
哲象先生の美しい絹絵は、卓越したぼかしの効果によることが大きいと感じていたので、それをなんとか身につけたいと願っての入会でしたが、長年に亘って磨き上げられて来たその手技を丁寧に実演されながら教えて頂けたのは何と言っても大きな収穫でした。それだけでなく、裏彩色や裏打ち紙の色調の効果など、絹の透けて見える特徴を最大限に生かす術についても、実際に先生の作品や会員の制作中の作品を見ながら解説していただけるのも、とても良い経験になっています。
絹絵の特性の習得以外に、1期生の方々が述べられているように、筆による写生の効果、線描の大切さなど、月2回の研究会は私にとって予想以上の収穫をもたらせてくれています。
令和元年7月 岡村生二 (第2期生)
正しく筆を持つことから
絹絵を始めて三年目を迎えました。
筆による写生から始まり、作品の完成まで筆を欠かすことはありません。
初めは固い持ち方で、不自由であることにも気がつかなかったのですが、先生のご指導と実技体験を通して、筆による写生もようやく自由な感覚が体に伝わるようになってきました。
筆の持ち方のご指導によって今までとは全く違う感触を得ることができ、たどたどしかった線が見違えるほど美しい線に変わってきて自分でも驚くほどです。
美しいスッとした線が引けた時、先生の教えがふっと腑に落ちる瞬間です。
先生はご自分の持っているものを惜しげもなく私たちに伝授して下さっています。
貴重な本物の教えが少しでも自分のものになるように身につけたいと思います。
作品が完成した時の喜びと共に、もっと精進して誰にも感動していただける美しい絵を楽しく描いていきたいと心から願っています。
平成30年3月 百瀬秋麗 (第1期生)
感動と悦び
子供の頃から絵を描くことは苦手で、本格的な絵の経験も無かったのですが、先生の個展を観させていただいた感動から絹絵を始めました。
70を過ぎてからの挑戦です。心配や不安もありましたが、先生の細かい丁寧な指導のもと、フキノトウを描いた初めての作品「春」が出来上がった時の感動と喜びは本当に大きいものでした。絹ならではの、線描とぼかしによる表現の世界は本当に美しいと感じます。。筆による写生に自然の美しさをより深く知ることが出来るようになり、写生もだいぶたまって来ました。世界にひとつだけの自分の作品も何点か出来上がり、私にも出来るという感動と喜びでいっぱいです。
もっと前から始めることができたらよかったのですが、与えられた今という機会を大切にしていきたいと思います。 平成30年3月 花岡白麗 (第1期生)
2018.4月「月刊美術」・「EPTA」に取り上げられました。
「月刊美術」掲載記事
「エプタ」掲載記事
2018、3月 取材、研究会風景など
2018年3月4日、雑誌「EPTA(エプタ)」の取材がありました。
日本古来の「貼る技」の特集の中で、花岡哲象及び冬麗社絹絵研究会を取り上げていただくことになりました。 取材と研究会風景です。
「貼る技」膠(にかわ)についての取材。
研究会風景
冬麗社絹絵研究会発足に際してのセミナー及び新聞記事 2016H28年1月~2月
長野日報・岡谷市民新聞・中日新聞記事
長野日報掲載記事
中日新聞 1.30
市民新聞掲載記事
長野日報 1.24
岡谷市民新聞 1.24
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