アトリエ澄神洞便り 令和6年2月13日 №144 |
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元日には能登、石川の大地震と波乱の幕開けの令和6年となりました。被災の現状に心が痛みます。
この冬、当地は比較的暖かく、早く春が来そうです。主人は冬の氷や雪景色の題材がなかなか取れないことを残念がっていますが、日毎に日が長くなる春の気配には何かしら希望を感じます。
本年は、東京銀座「画廊宮坂」での個展を計画しております。詳細が決まりましたらお知らせ致します。
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日の光も強さを増して湖面が輝いています。 名残の雪だるまたち・・・ 2024.2.13 撮影
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また一年、よい御縁に恵まれますように。 花岡のりこ |
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「冬麗社絹絵研究会」会員募集しています。
研究会風景 |
第2回冬麗社絹絵展 |
「冬麗社絹絵研究会」和やかに活動しております。随時入会可能です。詳しくはをご覧ください。 |
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まち絵ーる社の雲母坂靜 (細川信一)様が亡くなられて、ライフワークの「こころのアトリエ」は(株)オクターブに引き継がれ、8巻が出来上がりました。「十六夜(いざよい)・夢八話」は完結することにはなりませんでしたが、縄文、火の神様の構想で用意されていた主人の炎の作品2点は追悼の言葉とともに巻末に載せさせていただきました。日本画の中に流れる「こころ」を細川様は伝えたかったのではないかと思っています。ご興味をお持ちの方はどうぞオクターブ社にお問合せください。 |
お知らせ |
まち絵ーる社の 細川信一(雲母坂靜)氏の遺志を継いで(株)オクターブより、「こころのアトリエ」第8巻が刊行されました。「十六夜(いざよい)・夢八話」は炎の絵2点を載せて火の神様で完結するはずでしたが、文は花岡哲象の追悼の言葉になりました。
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お知らせいたしました、まち絵ーる社の雲母坂靜 (細川信一)様、美術年鑑を見て突然のお問い合わせをいただいたのが4年前の冬でした。岡谷駅に来られた細川様はアウトドア系のダウンコートに徳利セーター、マフラーとニット帽。しっかりした気骨のあるジャーナリストの雰囲気でした。その時にはすでに主人の作品を全巻に載せることを決めていらっしゃったようです。主人と話している内容はとても深く繊細で俗離れしていました。決して甘くはないにもかかわらず柔らかな品格をお持ちの方でした。
岡谷美術考古館での個展では開口一番、「これぞ日本画。」との言葉が印象的でした。点滴を打ちながら最後の巻に向けての取材を重ねていらしゃったようです。主人にとっては大切な理解者、同志、先達であったと思います。雲母坂靜(細川信一)様との御縁に心から感謝しております。H 28.6 |
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